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2009年11月04日

ハロウィン〜回想記 wrote by ゆう

ホーンテッドハウスで、魔女役とドラキュラの花嫁に成りきって
頑張ってくれていた、ボランティアスタッフのゆうサンは、
今年はハロウィンの当日は張り切りすぎて知恵熱を出してしまい
参加が出来ず、悔しがっておりました。

そんなゆうサンから、ハロウィン〜回想記として
ステキな記事が届きましたので、紹介させて頂きます。


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ハロウィン〜回想記 wrote by ゆう

ハロウィン〜回想記 wrote by ゆう

今年のハロウィーンも滞りなく終了し、秋も深まっていきます

今年はホーンテッドハウスの魔女(イーブル・ウイッチ)で、お客様をギャーっと言わせて喜んでました。
この時期はいいですねぇ‥
昔、私がハロウィーンのお祭りを知ったキッカケ、懐かしく思い出します。


当時、9歳だった私は母の再婚を機に夏休みの間に 沖縄市から宜野湾へ引越し、普天間の小学校へ。
引越したばかりは、宜野湾なんて沖縄市に比べ遊ぶ所も無い、つまらない印象が有り退屈な夏休みを過ごしました。(今から27年前びっくり沖縄市も元気でした)

新学期が始まり、それなりに新しい環境に馴染もうと一生懸命な内気だった私。
一方、姉のHikaruはどこに行ってもすぐに友達が出来る活発な子でした。

元気な姉のお陰で、私達には近所にたくさんの友達が出来、少しずつ私も姉にくっついて外に遊びに行くようになりました。

10月も中頃になったある日、近所の友達が家の近くの広場に集まり 何やら相談中。
輪の中には既に姉の姿も。何だろうと寄って話を聞くと‥

『基地の中でタダでお菓子がもらえる祭りがある』と。
祭りは一日だけ、しかも夕方から夜にかけてのみ、とのこと。

新参者に対するドッキリなのか‥と思い、何の祭りか聞いてみたら

近所の子供達は揃って、

『ちくちんだよ〜♪赤

と、教えてくれました。

そんな祭り聞いた事ないし。怪しいし。
でも、姉は既にノリノリの行く気マンマン‥
私といえば、断る勇気も無く 行くかどうかも聞かれる感じも無く、いつの間にやら私も参加する事になり。

゙ちくちん゙当日
近所の友達と午後五時頃、いつもは入れない基地のゲートへ‥すんなり入る事ができました。

しばらく行ってもお祭りの屋台もなく、なんだか想像とは違う感じ。


外人住宅が見えて来たら‥まぁ見たこともないような玄関の飾りつけ
道路には大人も子供も色んな仮装でウロウロしているのでしたふらふら
早速一軒目、ドアの前で『ちくち〜んびっくり!!』と、でっかい声で叫びます。

‥出て来たアメリカのおばちゃんはニコニコしながら見たこともないアメリカ製のキャンディをひと掴みづつくれました。
『サンキュー音符オレンジ』とお礼を言いつつ、次は隣の家でちくちーん♪赤

その間にもすれ違う仮装した子供や大人達。

ドギマギしている私達姉妹に、誘ってくれた近所の子供達は『沖縄市には、ちくちんなかったわけ〜?』と、さも自慢げに聞いて来るのでした。

“アンタ達は沖縄市からきたくせに、遅れてるぅむふっ”といったところでしょうか(笑)


ところで、“ちくちん”とは
もうお分かりですね

Trick or Treat”事です(笑)
子供は耳から聞いたまんま 発音するから‥ピース


どおりで ドア越しに聞き直す人や、爆笑する人がいたわけだ‥ベー

皆夢中になって、2時間位あちこちの家を訪問したっけ‥

あの時のアメリカ人のご家族の方。
ありがとうございましたハート

私達姉妹は、あの時の 沢山のキャンディと、皆様の笑顔が忘れられなくて

沖縄市でハロウィンを盛り上げようとがんばりました〜

今の子供達が大きくなる頃には当たり前の行事になっているのかしら


懐かしい秋の思い出ですキラキラ 



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ゆうサン、ありがとうございました〜!
ゆうサン、翌日の最終日にはやや復活し、フェイスペイントのボランティアをしながら
最後は魔女で締める事が出来ました。

そうそう、魔女の役にあたっては
何と、’手作りの魔女のコスチュームで参加もしてもらいました。

相当な気合いが…知恵熱とは。。。

この気合いとモチベーションは、次年度にぜひ繰り越して頂きたいです!
楽しみにしています♪

ステキな記事を、ありがとうございました〜。



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